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西暦ってどういうもの? 『国際標準』として使われている理由

カレンダー

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photo by uka0310
西暦とはなんでしょう?と尋ねられたらだいたいの人は「キリストが生まれた日を元として考える年の数え方」と答えるかと思います。ですが正確なキリストの誕生年は紀元前4年とされています。

さて、西暦はどうしてここまで広まったのでしょうか?キリスト教徒でなくても、国際標準の考え方として使われていますが、これはかつて西洋列強と言われた国々は国教にキリスト教であることが多く、その国々がアジアやアフリカの国々を植民地化していったためでしょう。

ちなみに日本は植民地にはされてはいませんが、明治に入ってから時の政府が、欧化政策という、ヨーロッパ諸国をお手本として成長せんとしたため西暦が普及したのです。

 

あくまで『国際標準』の考え方である

国際標準

 

ここで注意したいのは西暦はあくまで『国際』の場での標準であって、世界中すべてで西暦を用いて生活しているわけではないということです。

そもそもイスラム教圏では未だにイスラム暦が使用されています。これは西暦でいうと622年を起源とする太陰暦となっています。

さらにつけくわえると、仏教国では今でも仏教暦を使う国が多いとのことです。これはブッダの誕生した紀元前544年を基準とします。

 

日本での『暦』というもの

干支
photo by Bong Grit
今年は西暦2017年ですが、日本では元号も併用して生活しています。ちなみに西暦2017年は平成29年となりますね。

日本では江戸時代まで、西暦ではなく和暦のみを使用し生活していました。この元号ですが、今のように即位している天皇が変わるときだけ元号を変更するという訳ではなく、悪いことが続いたときなども、その流れを打ち払うべく元号の変更が行われていました。

元号が頻繁に変わっていたら、年齢を数えるのも大変だし訳が分からなくなりそう……、と思いますが、基本的に昔の人は年齢を干支によって計算していたようです。昔は生まれたときを1歳とする数え年でしたし、12年ごとに干支は変わるので、12進法での計算になりますから今年の干支がわかればすぐ計算ができました。

そして、「元号なんて数えるの面倒くさいし……、なくてもいいんじゃない?」という意見もあるかもしれませんが、未だに私たちの生活の中、とくに冠婚葬祭には和暦に基づく六曜が深く影響しています。結婚式には大安が良いとされていますし、葬式は友引を避けて行われます。これは「友を引く」ということで一緒に冥土に連れて行かれるから、という理由で避けるのです。

 

少なくなった日めくりカレンダー

西暦と和暦ですが、最近は西暦だけが書かれているカレンダーも多くなりました。昔はいろいろなところから和暦の日めくりカレンダーももらえたのですが、今はそういったサービス品の場合、西暦のみの薄いカレンダーがほとんどですね。

我が家でも、商売をやっている親戚からのご厚意でいただく日めくりカレンダー以外はすべて西暦のみのカレンダーです。

昔はこの日めくりカレンダーをめくるのが楽しみで、毎朝兄弟でその権利を奪い合いでした。今はちょっとめんどうくさいかな、と思ってしまっているのですが。

だいたいにして今は、西暦を和暦などに変換するときは無料のスマホアプリ1つでできてしまうのですから、便利な時代になったものです。紙のゴミも出ないですしね。いささか物足りなくはありますが。

 

日本史と太陰暦

とはいえ、日本史で習う近世までの歴史の日付は太陰暦ですので、いっときはカレンダーをめくりながら西暦を和暦に変換するということに面白さを見出していた時期もあることはあります。

天気が関係していた歴史上有名な事件の暦としては、桜田門外の変が1860年の3月3日にあり、この季節では珍しく雪が積もっている中、江戸城へ登城しようとしていた当時の大老井伊直弼が途中で襲われ、井伊の警護の侍は雪のためつけていた笠や雨合羽のせいでまともに剣がふるえず、あっさり討ち取られてしまった、という話を聞きますが、これを太陽暦に直してみると、今で言う3月24日だったりします。現在の東京では温暖化でこの時期雪なんて積もったら天変地異に近いですが、100年ほど前には平均気温が2度ほど低かったそうで、積もる可能性もあったでしょう。

それに太陰暦というものは季節に合わせて作られた暦ですから、季節の移り変わりを実感するには和暦を調べたほうがいいのでしょうね。
http://seireki.hikak.com/
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