楽しいこと、好きなこと探し!あなただけのライフワークを見つける、人生の質を上げる情報サイト

「西遊記」度重なるメディアミックスは人気の証拠! 原書ベースの解説もおまけにして

スポンサードリンク

西遊記
photo by 吱吱和齁齁

「水滸伝」、「三国志演義」とともに中国三大奇書のひとつとされるものに「西遊記」があります。日本ではかなり昔からメディアミックスが行われています。

 

西遊記を元にした作品は実にたくさんある

最初の映画化は東宝が榎本健一主演にて、1940年「エノケンの孫悟空」を興行し、1960年には日本で西遊記を題材としたアニメが世界で初めて作られました。

ドラマでは1978年、79年に堺正章が孫悟空を、夏目雅子が三蔵法師を好演しヒット作となったドラマ「西遊記シリーズ」が有名ですね。ただ、この作品は人気がありすぎた故に古い作品ながら動画サイトへの違法アップロードもたびたび見かけます。

ほかにも、ドラえもんの劇場版アニメでも、「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」という作品が作られました。ホラー色の強い作品だったため、印象に残っている人も多いのではないでしょうか(ただしこの作品は、藤子・F・不二雄氏が体調を崩し入院していたため漫画は描かれていません)。

さらに、世界的な人気漫画となった「ドラゴンボール」も、初期は西遊記の設定をなぞって物語が作られていました。

くわえて最近ではスマホゲームのパズドラで、「西遊記 降臨!」という、西遊記に登場するキャラクターを取得できるイベントがありましたね。

 

原典の西遊記を見てみると

西遊記02
photo by Takeshi
ところで原典の西遊記をひもとといてみますと、意外なことに猪八戒も、沙悟浄も身分のある神様でした。猪八戒は天界で天の川を管理し、水軍を率いる将軍で、沙悟浄は天帝の御側役の一人だったのです。

猪八戒は酒の勢いで嫦娥(じょうが/月の女神です。2007年に中国が嫦娥1号という月周回衛星を打ち上げましたね)に言い寄ってしまったため、むち打ちの罰をうけるとともに、天界を追放されてしまいます。はじめは人間に生まれ変わり、地上では全うに生きようとしていたのですが、なんと誤って雌豚の胎内に入ってしまったため、黒豚の妖怪となってしまったのです。

そして沙悟浄はといいますと、天帝の宝である玻璃の器を手で滑らせ、割ってしまうという過失のため、これもむち打ちの刑に処せられたのちに地上に落とされてしまいます。それだけではなく7日に1度、鋭い剣により脇腹を貫かれる罰を受ける罰を受け続けたのにくわえ、飢えと寒さのため沙河という河で妖怪となってしまったのです。

ところで三蔵一向には孫悟空・猪八戒・沙悟浄のほかにも人外の存在がいます。活躍が少なくマイナーであるため紹介されないことが多いのですが、三蔵法師の乗っている白馬は、白龍(はくりゅう/本名は玉龍といいます)という龍が化身したものなのです。

白龍の親は四海龍王(しかいりゅうおう)の一人、西海龍王(せいかいりゅうおう)の敖閨(ごうじゅん)なのですが、白龍は天界にて敖閨の大事にしていた宝玉を火事で焼いてしまったのです。そのためむち打ちの刑ののち死罪を言い渡されたのです。ところが処刑前に偶然観世音菩薩の一行が通りかかって慈悲をあたえてもらうこととなりました。そのため三蔵一行に馬の姿として加わったのです。

なお四海龍王たちは孫悟空が東海竜王敖広(とうかいりゅうおうごうこう)の龍宮で暴れたときのやられ役であったりします。このとき海の重りとして置いてあった柱を悟空が気に入り、持ち帰ってしまったのですが、実はこれが如意棒なのです。

 

元祖中国での映像化は?

さて、それでは中国も西遊記の映像化などをたくさん行っているのではないか? と思うところですが、意外にもあまり行われていないようです。とはいえ2013年、チャウ・シンチーが玄奘(げんじょう/三蔵法師)を演じた中国の映画「西遊記?はじまりのはじまり?」が中国の春節に上映されたのですが、中国国内では第1位の興行成績をおさめました。

余談ではありますが、日本のドラマ「西遊記シリーズ」は中国に輸出したものの、「原作とかけ離れすぎている」という声があがり3話で打ち切りになっています。それを言うと「西遊記?はじまりのはじまり?」も玄奘のことはお経を取りに行くお坊さん、ではなく「妖怪ハンター」として描いたなど、かなり大胆なアレンジがされている作品なのですが。近年のさまざまな作品の影響で中国の方々も寛容になったということでしょうか。

 

小学生のとき読んだ原典に沿った翻訳本

ところで西遊記といえば、小学生のときの思い出があります。当時図書室に通い詰めるような子供だった私は、いろいろな本を読むうちに子供向けではなく、きちんとした西遊記が読みたくなったのです。

ですが学校の図書室にはそのような専門的なものは置いておらず、当時すごい田舎に住んでいたため、町の図書館も本が少なくて、西遊記を原書ベースで翻訳したスタイルのものはやはり見つからず……。

それでも原書ベースの西遊記が読みたかった私は、祖父にお願いをして平凡社刊の西遊記、全7巻のものを買ってもらいました。タイミングが良かったというか、当時ちょうど新しい訳で編纂されたものが出ていましたので、簡単に入手できたのです。

 

図工の版画で物語の挿絵を描く課題に使用

西遊記03

スポンサードリンク


photo by Peachykeen103
その後すぐ、図工の授業で「好きな本の挿絵を版画で描こう」という課題が出されたのですが、当然題材は西遊記に即決でした。

くわえて昔から龍というものがものすごく好きだったこともあり、「西遊記の絵ってだけじゃなくて、龍も描けるから白龍と悟空の戦いのシーンを描こう!」とノリにのって作業していました。

もともと絵が下手なうえに手先が器用でないため、図工の授業はゆううつなことが多かったのですが、その時ばかりは夢中で楽しく作業をしていました。それがいまでもまざまざと思い出されます。

 

http://lifetime-knowledge.com/wp-admin/post.php?post=333&action=edit


スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。